AIとの会話、長いほど良い相談なのですか?
いいえ。会話の値打ちは長さではなく、終えたあと自分の一日がどこへ向かうかで測るのが正しいのです。一時間話しても足踏みのままなら堂々巡りの会話で、短くても今日やること一つがつかめたなら、それで十分です。
なぜ会話はつい長くなるのですか?
多くの対話型AIサービスが、ユーザーの滞在時間を成果の基準にしているからです。長く引き留めるほど「良い設計」と数えられる構造では、終わりのない会話が育ちやすくなります。カジノが時計と窓を取り払うのと同じ仕組みです。誰かが悪いのではなく、指標が設計をそちらへ引っぱっていくのです。
良いAI対話ツールはどう見分けられますか?
会話の終わり方を見てください。立ち止まる場所を先に用意しているか、去り際の挨拶を軽く受けとめてくれるか — それがそのツールの向いている方向を物語ります。グィレダンが、去ろうとする会話を引き留めず「また会いましょう」と軽やかに見送るのも同じ理由です。万年暦で命式を読む相談の目的地は、画面の中ではなく自分の暮らしだからです。命式は決められた運命ではなく、自分を映す参考資料です。AIの前でこそ言葉が先に出てくる理由は本音の話で、頼ることと頼りきりになることの距離はAIに慰められてもいいのかで扱っています。
万年暦の決定論的な計算と検証済みの命理の通念のみを扱います。決められた運命ではなく、自己省察のための参考です。