三災(さんさい)とは — 恐ろしい厄なのか、整理と内実を固める時期なのか
年末年始になると「今年は三災だと聞いたけれど大丈夫かな」と心配する人が多いものです。三災(さんさい)とは、生まれ年の干支をもとに12年に一度、3年間つづく時期のことを指します。先に結論を言うと、三災は必ず悪いことが降りかかる「厄」ではなく、変化が大きく、広げてきたことを整理し、内実(足場)を固めるのに向いた流れとして読むほうが正確です。名前が恐ろしく聞こえるだけで、怖がるべき時期ではありません。
三災はどう定まりますか?
三災は、生まれた年の干支が属する三合(さんごう)のグループで定まります。同じグループの三つの干支が、同じ3年間そろって三災に入ります。
- 申・子・辰(さる・ねずみ・たつ)年生まれ〔申子辰〕: 寅・卯・辰(とら・うさぎ・たつ)年に三災
- 巳・酉・丑(み・とり・うし)年生まれ〔巳酉丑〕: 亥・子・丑(いのしし・ねずみ・うし)年に三災
- 寅・午・戌(とら・うま・いぬ)年生まれ〔寅午戌〕: 申・酉・戌(さる・とり・いぬ)年に三災
- 亥・卯・未(いのしし・うさぎ・ひつじ)年生まれ〔亥卯未〕: 巳・午・未(み・うま・ひつじ)年に三災
この3年は順に、**入り三災(入る年)・居三災(とどまる年)・出三災(出る年)**と呼ばれます。入り三災は変化が始まる年、居三災はその流れが熟していく年、出三災は整理して次へ移っていく年、くらいに見ておけば十分です。
三災だと悪いことが起きますか?
そう決めつけはしません。三災は伝統的に用心する時期とされてきましたが、その本質は「大きな変化の節目」に近いものです。変化が大きいぶん、新しいことを大きく広げるよりも、広げてきたことを点検し、内実を固めるのに向いた時期と見るわけです。同じ三災でも人によって命式(四柱)が違うので、まったく同じように流れるわけではなく、人によってはむしろ整理と飛躍の足場になることもあります。「三災=不幸」という公式は成り立ちません。
三災はどう過ごせばよいですか?
大げさな儀式やお守り(護符)が必ず要るわけではありません。変化が大きい時期だと知っておき、無理な拡張よりも点検・整理・人とのつながりを固めることに重きを置く——それくらいで十分です。グィレダンは三災を厄として脅かすことはせず、自分の干支の三災がいつなのか、その時期をどう落ち着いて過ごせばよいかを、新年運勢で決定論的に(同じ年=同じ結果)お伝えします。
よくある質問
三災は9年に一度ですか、12年に一度ですか? 三災は12年に一度巡ってきて、3年間とどまります。つまり12年周期のうち3年が三災で、残りの9年は三災ではない、ということです。入り三災・居三災・出三災と3年つづいたあと、およそ9年の間隔をおいてふたたび巡ってきます。
三災だからといって、悪いことを必ず避けなければいけませんか? 三災であってもなくても、四柱推命は決まった出来事を予言するものではなく、流れの結(きめ)を映す参考です。三災という名前に振り回されて縮こまるよりも、「変化が大きい節目なんだな」くらいに受けとめて、落ち着いて備えるほうがずっと助けになります。
三災は決まった不運ではなく、変化の大きい時期を知って、整理と内実で落ち着いて渡っていけるように照らす、自己省察のための参考です。